MUTEC MC-3+USB 導入2週後


 導入して2週間経ちそろそろ音も落ち着いてきたところなので少し調整することとした
手を着けたのは以下の3点



①USBケーブルの見直し
 今まではPCオーディオ再生においてはUSB接続による鮮度劣化が大きな問題だったため、極力短いケーブルをということから、Belkinの15cmを使ってきていた
Belkin USBケーブル15cm
F3U133-06INCH
http://www.mh-friends.com/shop/index.cgi?No=63184&


 が、MC-3+USBに替えてからはどうも「音が痩せていて聴いていてつまらないし、雑な感じ」に聴こえるように <MC-3+USB導入でS/Nよくなり見通しが良くなったためかと


で、新たに取り寄せたのは2つ


1つはMac使用時にFirewire800接続にで気に入って使っていたUnibrainのUSB版
Unibrain USBケーブル 20cm (typeA/B ver.2.0) \2,400
http://www.mh-friends.com/shop/index.cgi?No=1049228


もう一つはネットでの評判が良い
AIM SHIELDIO UA3 <せっかくなのでトップグレードを試してみました
UA3-R005 0.5m \36,000-
http://www.aim-ele.co.jp/avd/products/shieldio_ua3.html


結果は
 → 現状での勝者は 価格1/15のUnibrainに!


 AIM UA3は噂に違わずたしかに高解像度、高分解能でした
空間に音がぽっかり浮かぶ感じ
・・・いいんですが、なにかスッキリして実体感が物足らないんです


 Unibrainは解像度、分解能ともに少しAIMにおよばない感じなのですが
ブラスやシンバルの厚み、ピアノの低弦の重量感があり、地に足が付いた感があるのです
(ヘッドフォン等で分解命で聴くのならAIMなのかも)


 ということで暫定ですがPCからDDCへの接続とHDDからPCへの接続ともにUnibrainとなりました
勉強代(AIM)が高くついた−
 ※今回、HDD-PCの接続ケーブルでも音が大きく変わることが再確認できました



②クロックの見直し
 PCからのUSB出力をMC-3+USBでリクロックしてDACへ送っているのですが
MC-3+USBには外部クロック受けがあるためDAC[Chord QBD76HDSD]からの44.1KHz接続との比較もしてみました


 結果は44.1KHzでもDACから外部入力したものでリクロックしたほうが良いでした
→ 外部クロックを採用に
最終的にDACでDAするのでWClock同期したほうが良いということなのかもしれません


 ただMC-3+USB、外部入力10MHzも受けますのでマスタークロックを入れた場合はどちらが良くなるのか気になるところです
 「DAC 44.1KHz 同期」 vs 「マスタークロック 10MHz 非同期」
今後の課題としたく思います



③出力デジタルケーブルのフォーマット比較
 MC-3+USBは出力をAES3/11/S/PDIF(CO)/S/PDIF(OP)とフォーマットコンバートできるためAESとS/PDIF(CO)も比べてみました
 手元にあったコンバックの同グレードのHS-101(<たぶん)で比べた限りではAESのほうが表現がより深い感じでした
→ AESを採用に


今後の課題
 A. 出力デジタルケーブルを見直すか
 B. CLOCkケーブルを見直すか
 C. 電源ケーブルを見直すか
 D. マスタークロック10MHzを試すか 激安サイバーシャフトあたりか
 E. USBケーブルを更に探すか DH Labs Mirage USBあたりか



↑黒ケーブルに赤端子がUnibrain


 とりあえず、ホーン楽器の厚みとかもでるようになり楽しく聴けるレベルにはなったので、しばらくはこのままで半年先ぐらいに再考したく思います。

※ MC-3+USB導入でPC再生がCDT再生にそう引けを取らないようになったので導入してよかったと思ってます