iTunesでの音量揃え

知人よりiTunesの音量揃えについて訊かれたので答えたメールをメモとして貼っておきます

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　CDは国内盤、輸入盤では記録してある音量差がおおきく、また新旧でも差があります特に最近のJ-Popsはコンプレッサー掛けまくりでクレイジーなほどに音圧高です　このため、ランダム再生すると音量差が気になります。しかしiTunesにある音量揃え機能「サウンドチェック」はかなりプアです

このためか音量差揃えるソフトがいろいろあります

WindowsだとフリーソフトでMp3GainやiGainがあります。
　Mp3Gainは文字通りMP3用でGainをオフセット調整させ、調整値でファイルを書き換えてしまいます（ただしUndo機能もがある）
http://mp3gain.sourceforge.net/
　iGainはMp3にもALACにも対応します　解析結果をファイルに書き込むのでは無く、iTunesの音量スライダ調整値に反映させます（なのでスライダ調整をリセットすれば元に戻る）
http://www7a.biglobe.ne.jp/~sike/igain/

問題はMacで探した限りではこれといったものがありません
　唯一？あるのがシェアウエアのiVolume(Win/Macともにある)で、これは解析結果をiTunesのサウンドチェックで書き込む音量調整タグ「iTunNORM」に調整値を書き込みます。ですのでiTunes/iPodに反映させるためには双方の「サウンドチェック」にチェックをいれておく必要があります
　iVolumeの音量調整は人間の聴覚認識に基づいた解析を行うとのことで結構いい感じにそろいます
http://www.mani.de/ivolume/jp/index.html
Mac Storeでも買えます

　ただiTunesとiPodだけをつかっているならiVolumeはなかなかいいのですがiTunesを曲の管理や選曲用フロントエンドとして用い、他プレイヤのエンジンで再生する場合にはこの調整値の受け渡しが現状としてできてません
　たとえば音が良いとされるMac標準附属のAfplayやAudirvana用に受け渡すアップルスクリプトのiTunes_Sync_AfplayやiTunes_to_Audirvanaでは反映されません（Mp3Gainはファイル書き換えているので問題なし、iGainもスライダ調整値が反映されて送られる模様　これらに対しiVolumeの調整値は受け渡されません　Afplayはヴォリュームに対応するコマンドがあるようなので作者が対応してくれるといいのだけれど）

iTunes_Sync_Afplay
http://huryo-work.cocolog-nifty.com/

Audiruvana
http://code.google.com/p/audirvana/
iTunes_to_Audirvana
http://huryo-work.cocolog-nifty.com/blog/itunes_sync_audirvana.html

↑これらのソフトが使いたくて私はMac買ったといっても過言ではありません

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良い音で聴くために
　MacからのLine出力でオーディオ機器に繋いでもも音は鳴ります。が、USB-DAC/DDCを用いると考える以上の高音質で聴けますヨ

（松定番）は　Firewire接続のRME Fireface800(400)　\168,000(\116,300)ぐらい
http://www.synthax.jp/fireface-800.html
（竹）は　USB接続のRatoc RAL-24192UT1　￥72,000
http://www.rexpccard.co.jp/products/subpage/ral24192ut1.html
24bit/192kHz再生でき　USB Audio Class 2.0対応のDAC/DDCです
（梅）は　USB接続のRATOC　RAL-2496HA1 ￥18,000
http://www.ratocsystems.com/products/subpage/ral2496ha1.html
もしくはAudioTrakのPRODIGY CUBE \19,800あたり
http://www.audiotrak.jp/product/prodigycube/