iTunes8以前とiTunes9以降の音の違い(もちろん私見)


ジョン・レノン生誕70年なんですね やるなぁgoogle

 iTunes9以降の音はエッジが立ってメリハリがあるので一聴いい音に感じられるのかもしれません が、私には単調になり音の階調かき分けができなくなったように感じます イメージとしてはiTunes8まで「∈」であった音がiTunes9以降「Σ」となった感じでしょうか


 音が悪いとあちこちで酷評を受けてきたiTunesですが、本当に音悪いのでしょうか? 私にはiTunes8以前の音は凡庸ではあったがそれなりにバランスはとれていたように思います。「¥100/m切売りスピーカケーブルのようにレンジもそんなに広くなく、高域もそこそこで煌びやかでもないがバランスはそんなに悪くない」そんな風に感じてました
(foober2000やLilith、FrieveAudio等々でASIOプラグイン等も組み合わせて試した結果です。foober2000はドンシャリ気味、Lilithは少しボッテリ、FrieveAudioは薄くつま先立ちに聞こえました でもLilithは玉アンプのようで悪くないかも でiTunes8は中庸、凡庸だがバランスは悪くないと感じてました やはりS*NY対抗でデフォルメなイコライジングせざるを得なかったのかなぁ)


 各所でiTunes9以降、音が良くなったと書かれているのが、私には信じられません。(まぁ、聴く環境も嗜好も違うのでそんなものかもしれませんが)メリハリがはっきりしたので良くなったように感じるのは判らなくもありません が、音にシビアなヘッドホンマニアが、この激変な変わりように対して全然騒がないのが私には不思議でなりません ヘッドホン再生とスピーカー再生で違うのかなぁ ヘッドフォンのほうがよりシビアなはずだけど


 iTunesiPodもVerが上がるたびに音が悪くなっている感がするのは私だけでしょうか? Ver.Up毎に多機能化しどんどん重くなっているしねぇ pingなんているのかなぁ
 モジュール化して個々に必要な機能を組み込むように(いらない機能は組み込まないように)して欲しいなぁ アップルのシンプルなおされ感にそんなマニアックなことはまずされないだろうけど


 ちなみに私の上述感想は PC再生環境:ALAC(4416)>DELL Vostro1310/WinXP(8824)>1394>RME FF800(8824)>同軸デ>Chord QBD76(8824)>プリへ のものです


ネット上で書かれたiTunes9評価(わたしの思っていることと真逆!)-------------
 所謂、ドンシャリな音質は姿を消し、中音域が伸びのある音に、低音域も「幅」が出た感じがする。つまり、Pianoの音が、以前とは、段違いによくなったということなのだ。
少数派?-------------
 iTunes9.2にアップデートしたら、異常に音が悪くなった。尋常じゃない。皆さん、アップデートは慎重に。

あなたはどっち?
 王様が裸だと言った後、少年はどうなってしまったのでしょう 気になります
私の耳がおかしいのかなぁ・・・


 雑誌やネットで絶賛されていても、自分に合うのかどうかは結局自分で確かめるしかないんですよねぇ MacMini&Amarra導入をためらうのもそこら辺にあります どこかで購入前に試聴できないものかなぁ 


今日の一枚 : JOHN LENNON/POWER TO THE PEOPLE(1971)